大量消費・大量廃棄

ありとあらゆる製品の大量消費は地球資源の枯渇、大量廃棄は地球環境の破壊をもたらしました。 そして、残ったものは膨大な廃棄物です。大量の廃棄物は廃棄物処分場を埋め尽くし、廃棄物処分場の余命を著しく奪うこととなりました。
国は循環型社会形成推進基本法を制定、この法律を補う個別法として廃棄物処理法、資源有効利用促進法を強化・改正、家電リサイクル法、 自動車リサイクル法などを整備し、今21世紀を地球環境の保護・保全の世紀であることを明らかにしました。これまでの単なるリサイクルではなく、 3R（リユース、リデュース、リサイクル）への移行です。また、生産者が製品の廃棄後まで一定の責任を負う拡大生産者責任（EPR）の一般原則も確立しました。

廃棄物は20世紀の遺産、宝の山

膨大な廃棄物は人類に残された負の遺産です。この一方で、枯渇した地球資源を延命する貴重な資源という側面を持っています。 混ぜればゴミ、分ければ資源といわれますが、廃棄物の中には再利用やリサイクルが可能な貴重な金属資源、エネルギー資源を多く含んでいます。 見方を変えれば廃棄物は町に存在する鉱山であり、資源リサイクル事業者にとっては宝の山といえます。株式会社ホクセツは金属資源のリサイクルに勤しんでいます。